healthymerciのブログ

2014年4月女の子を出産。こんにちは、赤ちゃん!

IUGRで管理入院

赤ちゃんが小さいと指摘され、ひたすら安静にし、1週間後の検診を迎えました。

しかし、やはり小さいまま。

IUGR(子宮内胎児発育遅延)と判断され、管理入院となってしまいました。

何らかの原因で、赤ちゃんの発育が遅れている。

はじめは1wの遅れだったのが、次第に2w、3w…と、その差は広がっていき、

このまま赤ちゃんの成長が止まってしまったら、

子宮内にいるのは危険なので、取り出す必要がある。

なので入院をして、管理していきましょうとなりました。

その時の赤ちゃんの大きさは約500g。

 

ショックでした。

やることはやったし、大丈夫と楽観的でいたので、余計に。

しかもその日はクリスマス。

診察には夫にも付き添ってもらっていたので、入院手続きは夫にお任せし、

わたしは病棟でパジャマに着替え、説明を受け、

NSTの為、ベッドに横になっていました。

 

人生初の入院、

赤ちゃんは大丈夫なのだろうか、

不安で不安で仕方がない。

6人部屋でしたが、涙が止まりません。

 

夫は、血流がうまくいかなくて赤ちゃんに栄養がいっていないのだとしたら

むしろ入院で良かったんじゃない?

細やかに見てもらえるし、出産後は忙しくなるだろうし、

後できっと、人生でこんなゆっくりした時間はなかった、

と思える日が来るだろうから、安心して入院しなさいと言ってくれました。

仕事で無理して頑張りがちなので、そう言ってくれたんだと思います。

忙しい時は終電で帰ったりしていましたから。

マタニティーマークつけて、ギュウギュウの終電に乗るのは、さすがに恥ずかしかった。

 

うん、わかった、ありがとう。会社に連絡しないとなぁ。

涙をポロポロさせて、そう答えるのに精一杯。

入院手続きを終えて、夫は会社に行き、早退して自宅に戻り、

入院グッズをもって戻ってきました。

そして、面会時間も終わり、カーテンで仕切られたスペースにぽつり。

IUGRの知識がないので、ネットで調べまくって余計に不安になる。

消灯後は、すすり泣き。

 

結果としては、赤ちゃんも順調に育ってきたので、

無事、退院することが出来ました。

自己免疫疾患(持病の関節リウマチ)も、IUGRに関係するとのことで

入院中、血液検査をしてもらいましたが、

原因としては考えにくいとのことでした。

その他、色々とみてもらいましたが、結局は原因不明だったみたいです。

なので、仕事頑張りすぎちゃってたから、

少しは休んで!という赤ちゃんからのメッセージだったと思うようにしています。

 

入院期間は3週間。

年越しも病院。年越しそばと、おせちがでました。

栄養バランスの取れた食事の参考に、毎回写真を撮ってました。

初日はメソメソしていましたが、

赤ちゃんの為にも、きちんと食べないとと思い、食事は毎回完食。

同部屋の人は、切迫で点滴をしている人がいたり、

妊娠糖尿病の人がいたりで大変そう&食事を残し気味の人が多かったけど(汗)

食後は血流を良くするために、ひたすらゴロゴロ。

消灯前には、談話室に行き、

おおきくなーれ、おおきくなーれ、いっぱいたべて、おーきくなーれっ!

と、お腹をさすりながら赤ちゃんに話しかけてました。

大部屋で、カーテン越しにそんな声が聞こえてきたら気味悪いと思いまして。

 

あとは、エコーの後、お腹のゼリーをふき取るのですが、

入院が決まってからは、いつも先生がふき取ってくれたのが切なかったなぁ。

今では、はいっ!ってタオル渡されます。で、自分でふきふき。

 

余談ですが、

1月に静岡で331gで産まれた赤ちゃんが退院したニュースがありましたが、

他人事とは思えず夫と食い入るようにテレビを見ました。 

(2月には同じ病院で277gで産まれた赤ちゃんが退院したそうです!)

 IUGRに限らず、様々な理由で小さい赤ちゃんを産むお母さんにとっては

勇気づけられるニュースですね。